英語教育

世界に飛び出すために必要なツールを身につける使える英語を育てる

英数学館小学校では、学園の建学の理念にもある「国際社会に貢献する人材を育てる」という目標の元、将来、世界に飛び出すために必要となるコミュニケーション能力の要となる英語運用力を小学校段階からしっかり育てることを目指し、2007年度よりイマージョン・プログラムを導入しています。

イマージョン・プログラム使える英語を育てる

イマージョン」という英語教育手法、日本国内では未だ数校しか採用しておらず、耳慣れない言葉ではありますが、1960年代にカナダでスタートし、全世界に広がっている有効な第二言語指導法です。Immersion(イマージョン)=「浸すこと」という言葉通り、子どもたちが可能な限り多くの時間を英語の環境で過ごすため、教育課程の50%以上の授業を英語で学習するという手法をとります。英数学館小学校の教育課程を図で示せば以下のようなイメージとなります(なお、学年ごとに教科、学習時間数、日本語・英語比率が違うため、以下のイメージ図は各学年の教科時間数を正確に表すものではございません)。

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週3~4時間の授業で「英語を学ぶ」だけでは、使える英語を身につけることはなかなかできません。英数学館小学校では、「英語で学ぶ」という考え方で様々な教科を英語で学習し、日常生活の中でも英語を使用する場面をできるだけ多く作り出すことで、自然と英語を身につける環境を提供しています。

各クラスとも外国人と日本人の2担任制

本校では、このような英語環境を創り出すために、各学級にはそれぞれ日本人担任と外国人担任がおり、日本語と英語で授業を分担しております。外国人教員は、4か国から8名の教員がおり、子どもたちは、様々な英語に触れるだけでなく、各国の文化にも触れる機会があります。

1日のはじまり、朝の会では、日本人担任が日本語で行う健康観察以外はすべて英語。児童の司会のもと、1日のスケジュールや連絡事項等を英語で確認

帰りの会も司会の児童が英語で実施。宿題や翌日のスケジュールの確認、Learner Profile等を使って、1日のふり返りをします。

掃除や昼食は、Family Groupと呼ばれる全学年の縦割り班で行い、英語を使う時間となっています。

1年に一度実施される2泊3日のイマージョン・キャンプでは、3~6年生が一緒に生活をし、アウトドアの活動やグループ活動を英語で行います。

読むことの大切さ

ことばを育てるためには、本をたくさん読むことが大切というのは日本語でも英語でも同じ。早い段階から英語で本を読む力をつけることによって、より多くの英語に触れることを目指します。英数学館小学校では、1・2年生でフォニックスを学習することから英語を読むこと、書くことの学習がスタートします。全児童は、オンラインのリーディング・サイトに個々にアカウントを持ち、授業の中や宿題として自分に合ったレベルの本を選んで読み進める ことで段階的に英語を読む力を身につけていきます。また、教室や図書館にも貸し出しができる英語の本が多数揃っています。毎朝ある朝読書の時間も週3日は英語の本をそれぞれに読む時間となります。

母語の大切さ

英数学館小学校が大切にしているのは英語だけではありません。第二言語の習得には、それを支える母語の十分な発達が大切と言われていますが、ほとんどの子どもたちの母語である日本語がしっかりと育つことも本校は大切にしています。日本人担任が指導する日本語での学習を通して、小学校段階で学習する漢字はもちろんのこと、表現力、日本語での論理的思考力、対話力を育てることも重視しています。

文部科学省指定、教育課程特例校

学校生活の半分以上が英語の英数学館は、文部科学省より教育課程特例校に指定されて上記のような英語による教科指導を取り入れた特別な教育課程を編成しておりますが、インターナショナル・スクール等その他の学校と違い、学校教育法第1条に規定された学校として文部科学省が定める学習指導要領に準拠したカリキュラムを編成しております。

英語DP(Diploma Program)へのファースト・ステップ

英数学館中高等学校は、国際バカロレアのディプロマ・プログラムの認定校です。英語DPとデュアル(日英)DPの二つのコースがありますが、英語DPで学習を進めていくためには、CEFR(Common European Framework of Reference for Languages:ヨーロッパ言語共通参照枠)のC1レベルの英語力が必要となります。英数学館小学校では、卒業までの6年間で、子どもたちの英語の力をこのCEFRのA2またはB1(実用英語技能検定準2級または2級レベル)を目標に育て、将来、英語DPへ進学できる第一歩を踏み出すことを可能にします。

小学校の6年間の多くの時間を英語環境の中で過ごす本校の子どもたちは、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの言語技能をバランスよく身につけ、他の学校ではなかなか到達できない英語運用能力を習得します。2017年度の実績では、5・6年生の70%以上の児童が実用英語技能検定の準2級、2級、準1級に合格しています。