IB Class

IB Class

IBクラスでは、高校2年生から国際バカロレアディプロマプログラムを開始します。ただし、高校1年生からは今までの学習スタイルとDPの橋渡し役としてDP準備プログラムが始まります。このプログラムはDPの専修に必要な知識や能力を身につけるために、大いに役立つものです。又、日本の高等学校教育課程の要項を満たす上でも必要なプログラムです。 英数学館高等学校に入学した生徒にとっては、これらは全く新しい学習アプローチであり、馴染むのに時間がかかるかも知れませんが、扱いに慣れてくると、教師中心ではなく生徒中心型の学習が驚くほど刺激的な、充実したものだと分かるでしょう。

英数学館のDPで成功するには、プログラムの特徴である下記の達成項目を、自身の学習成果目標として捉えて努力し、達成することが不可欠となります。

IB Classの図

DPを達成するためには、以下のような項目が必要になります。

  • 準備 – 授業に必要な準備が整っていている
  • やる気– ポジディブで熱心な学習意欲
  • 誠実さ– 与えられた課題を正しくこなし、期限を守る
  • 積極的な参加– クラスの学習、話し合いに貢献する
  • 自己管理– リサーチや学習の適切な計画や発表
  • 自ら進んで行う姿勢– 理解を深めるために質問し、自分で答えを探し求める
  • 協働 – 他の生徒の意見を尊重し、協力して学習ができる
  • 開放的な姿勢– 新しいアイデアや意見、取り組みを拒まずに考慮できる
  • 自己の振り返り–自身の努力や進歩状況を把握し、必要に応じて助けを求められる
  • あきらめず、粘り強く– 最後まであきらめず努力を続ける
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DP科目の紹介

英数学館では、以下の DP 科目を 実施しています。ここでは各科目の授業の目的を紹介します。

Group 1: 言語と文学 (英語、日本語)

  1. 異なる時代、文体およびジャンルからの多様な原文を紹介する。
  2. 個々の原文を綿密かつ詳細に分析し、関連性のあるものと結びつけることができる能力を養う。
  3. 表現力(口述および記述によるコミュニケーション)を養う。
  4. 原文がつくられ、そして受けとられた文脈の重要性を理解するよう促す。
  5. 原文の学習を通じて、文化的背景の異なる人々の異なるものの見方があることや、それらの見方がどのように意味 を構成しているかについての認識を促す。
  6. 原文の格調高さや、様式的、美的な質の味わいを理解するよう促す。
  7. 生徒が言語と文学に対して、生涯にわたって関心および喜びをもつよう促す。
  8. 言語や文化、文脈が、どのように文章の意味を左右するかの理解を育む。
  9. 原文、受け手、目的の間のさまざまな相互作用について、批判的に思考するよう生徒を促す。

Group 2: 言語習得 (英語、日本語)

  1. 生徒の知的理解を育てる。
  2. 学習内容を理解し、多様な場面や目的で使用できるようにする。
  3. 書物の学習や社会交流を通して異文化の人々の多様な視点に気付き、尊重する姿勢を育てる。
  4. 他分野における言語の役割について気付きを育てる。
  5. 生徒が自分の知っている文化における言語と文化の関係性に気付くようにする。
  6. 生徒が外国語を身につけ、更なる学習、仕事や娯楽に使えるように助力する。
  7. 生徒が外国語の知識を身につけることで、それを活かして楽しく、創造的で知識豊かな時を過ごせるようにする。

Group 3: 個人と社会 (歴史)

  1. 過去に対する理解と、過去への飽くなき興味を育む。
  2. 多数のものの見方に触れて、歴史的な概念、問題、出来事、発展の複雑さに価値を認めるよう奨励する。
  3. 複数の地域の歴史を学ぶことにより、国際的な視野を育てる。
  4. 学問領域としての歴史に対する理解を育み、年代や前後関係の感覚をはじめとする歴史的な意識を育て、歴史に対する異なる視点の理解を育む。
  5. 文献を的確に扱う能力など、歴史学の重要な能力を習得する。
  6. 過去を考察することにより、自分自身と現代の社会に対する理解を深める。

Group 4: 科学  (生物学/ 物理学)

  1. 刺激的で挑戦に満ちた機会を通じて、グローバルな文脈における科学研究とその創造性について理解する。
  2. 科学技術を特徴づける知識体系、方法、および手法を習得する。
  3. 科学技術を特徴づける知識体系、方法、および手法を応用し活用する。
  4. 科学情報を分析、評価、統合する能力を身につける。
  5. 科学活動の中で効果的な協働およびコミュニケーションの必要性と価値に対し批判的意識を身につける。
  6. 実験および研究に関する科学的能力を身につける。
  7. 科学を学ぶことを通じて 21世紀のコミュニケーション能力を身につけ応用する。
  8. 科学技術を用いた倫理的影響について、グローバルな社会の一員として批判的な意識をもつ。
  9. 科学技術の可能性とその限界についての理解を深める。
  10. 科学の学問分野間の関係性と他の知識分野への影響についての理解を深める。

Group 5: 数学

  1. 数学を楽しむとともに、数学のもつ優雅さや力を感得する。
  2. 数学の原理と本質に対する理解を深める。
  3. さまざまな文脈の中で自分の考えを相手に自信をもって明確に伝える。
  4. 論理的、批判的、創造的な思考力とともに、問題解決に取り組む根気と粘り強さ。
  5. 抽象化や一般化を実際に行うとともに、その能力を高める。
  6. 異なる状況や他の知識の領域、将来の発展に、技能を応用・転移できるようにする。
  7. テクノロジーの発達と数学の発展が、どのように互いに影響し合ってきたかを捉える。
  8. 数学者の業績や数学の応用によって生じる道徳的、社会的、倫理的な影響を捉える。
  9. 数学がもつ普遍性や、その多文化的視点・歴史的視点を認識することにより、数学の国際的側面を捉える。
  10. 他の学問分野に対して数学がどのように貢献しているか、また「知の理論」における「知識の領域」の1つとして数学がどのように貢献しているのかを捉える。

Group 6: 人文科学– 美術(視覚芸術)

  1. 生涯にわたって芸術とのかかわりを楽しむ。
  2. 芸術の知識と振り返りの習慣をもつ批判的な立場から芸術と関わる人となる。
  3. 芸術の動的で変化し続ける特性を理解する。
  4. 時間、場所および文化を超えた芸術の多様性を探究し、その価値を認める。
  5. 自信をもって的確に考えを表現する。
  6. 認識および分析のための能力を培う。
  7. 個人および文化の文脈の影響を受けた作品を制作する。
  8. 視覚文化と表現手段についての知識をもった批判的な鑑賞者および制作者となる。作品概念やアイデアを伝えるための能力、技法および過程を培う。

※高等レベル(HL)から3,4 科目及びスタンダード・レベル(SL)から2,3 科目選択する仕組みになっていますが、バランスを良くするために各レベルから3 科目ずつ選択することが推奨されています。HL とSL では学習範囲の違いはありますが、評価の基準となるIB 評価項目は同じですし、いずれにおいても広範囲の知識や高水準の理解や能力が求められます。
美術以外の全ての科目において、DP の終わりに筆記試験が行われ、TOK やEE など、多くのプログラムでは、各コースワークは外部審査によって評価されます。

学習サポート

英数学館は、学校にあるリソースを活かして個々に適したサポートを提供すればどの生徒も個人として成長し学業においてもよい成績を収めることが出来ると考え、DPプログラムに戸惑っている生徒や成績不振とみなされた DP生徒には、個別支援計画を設けてサポートを行います。サポートは、生徒個人のニーズに合わせて様々な方法を組み合わせて行い、サポートの方法が最適なものであるか、生徒の向上がみられるかなどを定期的に見直しを行っていきます。プログラムの課題量や学習レベルが原因でストレスを抱えているとみられる生徒は、学校カウンセラーとの相談を行います。

生徒Voice

永久 ゆう (英数学館中学校出身) IB Japanese Class 

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学校では、知的刺激に毎日溢れています。日頃から探求心を持って疑問を探し、授業ではその疑問を解決するためのテクニックを学びます。答えがでない問いには、専門的な領域まで足を踏み入れていきます。先生方も生徒の「学び」に対する自主性や自由な姿勢をサポートし、個人のレベルに合わせてハイレベルかつ魅力的な授業を展開しくれます。IB Japaneseの授業では、母語に学び、議論し、グローバルな社会でより良く生きるための能力を学びます。IBは、「学び」を心からenjoyするための最高の学習カリキュラムであり、日本人のアイデンティティーを主体とした、自由で本質的な学び方はIB Japaneseならではの魅力だと思います。

柏木 由美子 (英数学館中学校出身) IB English Class

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IB ENGLISHのクラスは、国語以外はすべて英語で授業をしています。授業ではグループディスカッションが多く、自分の意見を出し合うことで各自が学びを深めていきます。プレゼンを作り、みんなの前で授業することも数多くあるため、学習は知識の習得だけでなく、わかりやすく説明をする工夫もできるようになりました。実験や歴史に関し体験学習も多く含まれているので、常に新しい刺激を受ける事が出来ます。 宿題の多くは様々な課題が出されます。考えがまとまらず、なかなか仕上がらないこともありますが、計画を立ててこなしていくことで対応ができるようになりました。IBで必須なCASの計画を立て、日常的な物事を深く考えるTOKは、IBならではの科目です。